我が家の秋と冬の味覚 [食べ物]
私たちの秋から冬にかけてのお楽しみの場所としてディヴォンヌ(フランス領)のマルシェがあります
もちろん夏の間もずっとやっていますが、夏の間はついつい近所にあるRIVEのマルシェに出かけてしまい冬になると魚介類が豊富で美味しくて日曜日もやっているディヴォンヌ(Divonne)まで足をのばします
マルシェではその場でこんなウニが食べれたり
色々な種類の生牡蠣があり選んだものをその場で剥いてくれたものを白ワインと一緒に頂くとつるん!とお口の中はもう天国
活きたカニも家に持って帰り茹でて食べたり鍋にしたり
以前、アンコウを一匹購入してから「アンコウ鍋@ジュネーブ」をしましたが本当に美味しかったです→アンコウ鍋をスイスでやってみました【捌くのでグロ画像あり!注意】
マテ貝はどうやって食べたらよいかわからなかったのですが、今年はわかったので買ってみようと思います
色鮮やかな海老
前回は我が家にてこちらを調理
チーズや生バターも毎回買います
チーズフォンデューに欠かせないグリュイエールチーズ
エメンタール地方のエメンタールチーズはトムとジュリーの漫画でもおなじみの穴あきチーズ
味は結構タンパクなので私は西洋からしか、実はジャムをつけて頂きます
そして日本人うけしない癖のありすぎるチーズですが、ヤギのチーズは私の一番のお気に入りです
なれると結構美味しいのですよ(^◇^)
行き方ですが、ジュネーブのコルナヴァン駅よりCoppet駅下車、そして駅前から出ているディヴォンヌ(Divonnne)行のバスに乗りますが本数が少ないのでCFFのホームページなどで時間を確認してお出かけくださいね
また、マルシェは午前中のみやっています
ツーリストオフィスなどにメールなどで問い合わせても(英語可)親切に教えてくれます
ジュネーブの処刑場 [ジュネーブの歴史]
更新が恐ろしく遅くなってしまいました
コメントのお返事も遅くなっておりますが必ずお返事したいと思っておりますのでごめんなさい!とても励みになっております
ありがとうございます
それにも増して何だか恐ろしいタイトルになってしまいましたが、私の職場の近くのある丘のお話をしたいと思います
ジュネーブ市内にシャンペルという山の手の高級住宅街があります
土地の値段も高いのでほとんどが集合住宅ですが、ワンルームですら目の玉が飛び出るほどの値段がついており昼間は上品な夫人が行き交う土地柄です
その丘の中腹にひっそりと建つこの記念碑の場所こそ火あぶりの処刑場でした
そこで処刑になったミシェル・セルヴェは1511年つまり今年からちょうど500年前に生まれた宗教改革期の人文主義者、医学者、神学者でしたが、匿名で三位一体説を批判する著作を出版、しかしセルヴェが書いたことが明らかになり、ジュネーヴに身を寄せたところをカルヴァンの手の者によって発見されて捕らえられ、ジュネーブ市当局によって生きたまま火刑に処せられた時は43歳だったそうです
この記念碑の隣にはジュネーブ大学の病院が建っています
しかし、この建物が無かった500年ほど前はジェラシックパークでも有名なジュラの山々が見えていたはずで生きたまま焼かれる前に彼はこの場所で何を考えたでしょうか
そして今でも優雅なレマン湖は静かな時を刻みながら
カルヴァンの手の者によってミシェル・セルヴェが捕えられたとされるマドレーヌ教会
ジュネーブの近くにあるセルヴェが火刑で苦しんだ場所には「当時の誤謬は非難されるべきにもかかわらず、わたしたちの偉大なる改革者であるカルヴァンの従順で誠意ある後継者として、良心の自由に堅く立つ者として、また宗教改革と福音の真の理念に従って、われわれは、ここに贖罪の碑を建て続けるものである。1903年10月27日」と銘文の刻まれた贖罪の碑が建てられている
そしてその命日が明日の10月27日なのです
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