ジュネーブの処刑場 [ジュネーブの歴史]
更新が恐ろしく遅くなってしまいました
コメントのお返事も遅くなっておりますが必ずお返事したいと思っておりますのでごめんなさい!とても励みになっております
ありがとうございます
それにも増して何だか恐ろしいタイトルになってしまいましたが、私の職場の近くのある丘のお話をしたいと思います
ジュネーブ市内にシャンペルという山の手の高級住宅街があります
土地の値段も高いのでほとんどが集合住宅ですが、ワンルームですら目の玉が飛び出るほどの値段がついており昼間は上品な夫人が行き交う土地柄です
その丘の中腹にひっそりと建つこの記念碑の場所こそ火あぶりの処刑場でした
そこで処刑になったミシェル・セルヴェは1511年つまり今年からちょうど500年前に生まれた宗教改革期の人文主義者、医学者、神学者でしたが、匿名で三位一体説を批判する著作を出版、しかしセルヴェが書いたことが明らかになり、ジュネーヴに身を寄せたところをカルヴァンの手の者によって発見されて捕らえられ、ジュネーブ市当局によって生きたまま火刑に処せられた時は43歳だったそうです
この記念碑の隣にはジュネーブ大学の病院が建っています
しかし、この建物が無かった500年ほど前はジェラシックパークでも有名なジュラの山々が見えていたはずで生きたまま焼かれる前に彼はこの場所で何を考えたでしょうか
そして今でも優雅なレマン湖は静かな時を刻みながら
カルヴァンの手の者によってミシェル・セルヴェが捕えられたとされるマドレーヌ教会
ジュネーブの近くにあるセルヴェが火刑で苦しんだ場所には「当時の誤謬は非難されるべきにもかかわらず、わたしたちの偉大なる改革者であるカルヴァンの従順で誠意ある後継者として、良心の自由に堅く立つ者として、また宗教改革と福音の真の理念に従って、われわれは、ここに贖罪の碑を建て続けるものである。1903年10月27日」と銘文の刻まれた贖罪の碑が建てられている
そしてその命日が明日の10月27日なのです
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旧市街のレストランCHEZ MA COUSINE【ジュネーブ市内】 [レストラン]
前々から評判を聞いていたレストランに今回初めて行ってきました
CHEZ MA COUSINE
鶏の丸焼きを食べられるお店です
評判との事だけあって月曜日の午後2時頃でも着いた時点ではほぼ満席でしたが回転が速くすぐに奥の方の席に座ることが出来ました
注文してすぐにたっぷりのサラダ
食べきれなかった大量のポテトフライもホクホク、サクサクでした
そして鶏の半身、ありがちなパサパサ感は全くなく中までジューシーでソースなどをかけなくても食べやすかったです
もちろん美味しいパンもついて何とスイスにしてはお得感バッチリの14.90フラン(約1300円)旧市街でこのお値段はかなりお手頃です!サンピエール寺院のすぐそばなので観光の途中に立ち寄られるのもお勧めだし、土曜も日曜日もやっているので在住の方にも便利
昼過ぎに閉まることもないのでお腹が空いた時にいつでも気軽に行けるのもポイント高し
いうなれば普通の鶏料理ですが、何が凄いって待たされない!注文してあっという間に出てきます
内装もスイスの田舎のおうちをイメージしてあるようで可愛かったし、お料理も美味しそうに見える温かみのある色の照明も良かったです
http://www.chezmacousine.ch/
CHEZ MA COUSINE
6, Pl du Bourg-de Four
Vieille-Ville Geneva
11時半から23時半までノンストップオープン
席の予約は受け付けていないそうです
帰りはこのマドレーヌ教会の横を通ってかえりましたが、ここでカルヴァンによって捕えられシャンペルの丘で火あぶりの刑になったミッシェル・セルベの命日が10月なので今月内にはその話題も更新したいと思っております
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