ジュネーブの暮らし：SSブログ

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2010年12月10日｜ 2010年12月15日｜2010年12月21日ブログトップ

Auberge de Bogis-Bossy【ジュネーブ近郊】　[レストラン]

昨夜は半分寝ながらの更新でしたので文もひどく写真も載せ忘れた部分がありましたので、新たに更新しましたと言っても大急ぎなのでたいした変更はありませんが

フランスのディヴォンヌの国境の近く、お気に入りで何度かリピッっているレストランです

前回の記事→オーベルジュのレストラン

今回は夜おじゃましたので写真の写りがよくありませんでした

アミューズで頂いたサーモンのパテとペルシュの燻製

パンと一緒に頂いたバターですが、やはりスイスはバターが美味しいのでバター好きの私にはうれしい

長女が注文した、フォアグラのパテはイチジクのコンフィチュールとクリームバルサミコを添えて立って出てきました

次女は小食なので皆からもらう形で

私はここで一押しのフォアグラのソテー

まわりはこんがりサクサクで中はしっとりとフォークが止まらない絶品です

今回は丸くくり抜き甘く煮た林檎が色つき色なしでボンボンの様に添えられて出てきましたが、流石にこれも味がよくフォアグラの美味しさを引き立てていました

彼が注文したセップ茸からはとても良い香り！茸のエキスがたっぷり煮詰まったソースがふんだんにかけられていました

メインを選ぶ際とても迷ってしまいます

お魚も気になりつつ、スイスは内陸でやはりお肉のほうがきっとお得意料理でしょうという事で、ラム肉、ビーフタルタルと魚のスープをメインで注文しました

こういう郊外にあるレストランには、置くのメインダイニングで高級なところと、手前には必ず地元の方が気軽に出入りできる感じのカフェ的なお部屋があります

今回はもちろん子連れだしカフェ的な場所でしたので廊下から奥の部屋の方角をパチリ

清潔な洗面所もパチリ

地上階にあるワインカーブ

今回注文したワインは白の甘口すぎで失敗

ビーフタルタルの準備が整い

目の前で好みの味付けをして下さいます

ここは、ナイフカットでは無いタイプの生肉ですが、エシャロット多め、アルコール少な目、胡椒大目で注文

盛り付けは前回と同じサービスの男性、手際がよく慣れていらしてカッコいいです

無駄な動きが無くテキパキとしていてそれがこのお食事のアミューズの内でこういうサービスにあこがれます

ウエイトレスといって、サービスの人が卑下されがちというか自分でもしがちですがですが、(スイスで高いおすし屋さんにいても酔った日本人に「ねーちゃん」と呼ばれた事もありました。まっおばさんじゃないだけマシ？ヨーロッパでは難しいホテル学校なども出てきちんとした教育を受け自分に誇りと大いなるプライドを持ち、プロとしての地位を全うしている方が多いです

サービスホールにたった時点で、まるで舞台に立っているがごとく胸を張って品にあふれている人が多いので自分もそういうサービスになりたいと思ってあこがれます

ワインひとつにとっても説明もさることながら、注ぎ方に至るまで手際よい中にもプロの計算があり素晴らしいといつも感心してじっと見てしまいます

結論はどんな職種でもプロ意識をもってその仕事に打ち込んでいる姿は美しいですね

ピカピカしっとりのビーフタルタルいただきまーす！

こちらもメインで注文したお魚のスープは塩がききすぎでしたので残念

二杯目のサービスのどう鍋の綺麗なこと！ぴかぴかでした

鍋が綺麗だと安心で清潔な感じ>日本人でフランス料理の巨匠、三國さんが修行されていらしたとき鍋をピカピカに磨いていたのがわかる気がします

よく「ここは店構えがいまいちだけど味がいいんだよ」とか、「ちょっと荒れた店構えだけど美味しい」とかよくあって私もそういう、居酒屋やラーメンやが好きでしたが、スイス人には受けないらしく、とにかく清潔＆美しいがモットーだと感じますし、勤めていてもしょっちゅう保健所の抜き打ちコントロールが試験薬を持って現れますので、私も店中いつも磨いています

お盆、フォークや皿からも採取したりするのでいつも消毒して綺麗にしてから又水で流して洗って、大変

私は昔ながらの日本の風情がある店は大好きですが

余談が長くなりましたが、羊肉は椰子の木を形度って現れました

添えてあるポレンタ（トウモロコシの粉から作ってある）が美味しい

家で何度もポレンタを作ってもどうしてもこういう味になりません！