フェイシャルマッサージをしてきました [見学]

とは言ってもしてもらう方ではなくて、する方


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調子の悪いお年寄りの方を刺激しないように、普通は施術前に頭にするターバンはしておりません



家の近所に老人ホームがあります

私が入っているケアチームジャパンという日本人同士で付け合ったりケアしていこうという試みのグループがあります。そこと日本の大手化粧品会社資○堂さんが協賛されて、日本のエステシャンによる老人ホームでのフェイシャルマッサージケアが行われたました。私がそのエステシャンとして呼ばれる事に・・


老人ホームのエントランス


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このお話を頂いた時、実は当初はお年寄りの方にどう接してよいかわからない、母子家庭で余裕の無い目が回る日々が続いているのでワタクシがボランティアして欲しいーぐらいなどと冗談にしてもひどい事をのらりくらりと思っておりましたが、


食事、談話室


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しかし、私の大好きなお友達が働いている老人ホームだったこととお話を持ってきて下さったのが、以前からお世話になっていて大切な方でしたので、実を言うと二つ返事でお受けしました


私のエステシャンとしての経歴は、今もすし屋で働く傍ら現役のエステシャンです。しかしホントに昔の昭和がつく時代に美容学校を出て、6年前までは日本ではエステサロンを開業していました
日本から日通を使って運んだエステ機器なども使用しますがハンドが中心のフェイシャルマッサージ、脱毛、まつげパーマ、アートメイク、ブライダルエステなどをBernでそういった団体の許可を得て営業しています
しかし、近年多忙なのでご紹介で私の時間が空いている夜8時すぎなどにちょっとする程度ですが、年々お客様の数が増え続けています


前置きはさておき、行ってきました
個室で清潔なのでとても待遇がよくわりと裕福な方を対象とした老人ホームなのですが、各階の廊下はまるで病院の様に味気ないと思いました[がく~(落胆した顔)]


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それぞれのお部屋の前のドアには個人の写真が貼り付けてあります


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お部屋は清潔なのでそれはそれでいい感じなのですが、写真などささやかな身の回りの最低限のものが置かれているのみで、以前ここにこられる前はこの方が大切に使ってこられた食器やベットなどの思いで深い家具があってそれとお別れして来られたんだなぁと思うとこの質素で無機質な部屋を前にチクッと胸が痛くなりました


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ある方のお部屋から見える風景ですが、車椅子や寝たきりのご老人には、立ってやっと見えるこの景色さえ自由に見ることが出来ません


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5名の方へ簡単なフェイシャルマッサージを行いましたが、首筋などのリンパのマッサージをやさしく行うとよほどリラックスされたのか、あくびをされたりとても皆さんゆったりと良いお顔をされて顔色も血色もみるみる良くなるのがわかり驚きました
マッサージジェルも粒のカプセル入りでパックの効果を兼ねそろえているもので寝たままでも洗い流す必要がなく刺激に弱い老人の方のお肌にもなじんだので良かったです


ここで働いている友達の話では、老人をここに入れっぱなしで家族が会いに来られないとか、中にはきつい看護婦さんも居るそうです(どこにでもなので一概に言えませんが)
そんな老人でも家族がやっと会いに来たりすると顔がガラリと変わって生きる気力が出るそうです
一度ここに入って仲良くなったお年寄りでもここを出て行くときは亡くなる時なので本当に辛い思いをすると言っていました。食事をとるのをやめるなど、生きる気力をあきらめた時に亡くなるので、亡くなりそうな場合がわかるそうです
若い頃は音楽家として活躍された寝たきりでお話もままならないおじいさま、表情がこわばって非常に辛そうなお顔だったので友達に尋ねると、悪化した病気の進行を抑える薬を投与されているから幻覚が見えていると聞きました
そのおじいさまもこの老人ホームの出口を出れるのは亡くなる時と言われると本当に悲しくなりました。たった一人でクラシックの音楽CDを擦り切れるほど聴いて一日を過ごしていらっしゃるそうです


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本当にさびしいお年寄りの方が多いのが伝わってきて実際に見て本当に考えさせられた日
マッサージの評判が良かったと主任の方から伺い、しょっちゅうは出来ませんが、こんな私でよければ又是非伺いたいです


以前読んでやはりこちらも考えさせられた本、やはり姑なので大変そうですが大事なご主人のお母様で憎めないチャーミングなところもあって一度は老人ホームに入所しながら、介護する決心をして迎えに行き試行錯誤や個性的な姑に振り回されるその時の感情も交えながら、介護しきられた(お姑さまが亡くなられたので)日本人のお嫁さんのお話です


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レストランLIPP(リップ)【ジュネーブ】 [レストラン]

今日11月14日は長女15歳の誕生日だったので長女のリクエストにこたえ2人でジュネーブのレストランLIPPでお昼ご飯を食べてきました
次女はお友達のエミーの誕生会で出かけていました
久しぶりにアナスタシアと連れ立って出かけてくれたので良かったです

この街中にあってうちからも徒歩圏内のレストランはお気に入りで何度かリピっているのですが、お値段の方もそれなりなので去年の7月ぶりに来店しました→去年のブログLIPP

Brasserie Lipp
8 Rue de la Cofederation
1204 Geneva
tel: 022 318 8030

レストランの入り口には美味しそうな魚介類が並んでいます


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この蟹はよくフランスのマルシェで見かけますがゆでて食べるといけます
奥に見えるタラバ蟹は日本で食べたほうが身がしっかりふっくらしているかな


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店内にはレトロな感じの回転扉があり、沢山あるどこの席も満席
日曜日で周りのお店はやっていないのにここだけ賑わっています


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ここのパンは最高に美味しいのでおかわりしてしまいました
しかし、バターは頼むとエンツィアンという青いお花のマークのミグロの普通のバターが出てきます


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最初に注文した「生牡蠣」
お誕生日なのでサイズは「No1(ニュメロアン)」で一番大きいもの

プリっプリとした身が口の中で磯の香りとともに広がります


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やはり大振りの牡蠣はうまい!


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しかし、長女は牡蠣が嫌いということで私のみ3個だけ


3個で、19.80chf (約1800円)

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ワインはグラスでフランスのSauvignon blanc高くなくて飲みやすい白です
長女も香りだけ


1dl / 4.20chf (約380円)

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以前も注文した魚介スープ
今回は何だかちょっと塩分が多すぎで飲みにくかったのでこれはモラー広場にある Cafe Centroの方が美味しいかも
しかしながらも、やはり骨も何もかも入って魚の栄養や出汁がたっぷりでした


魚介スープ15.90chf (約1400円)

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フォアグラのパテはクリーミーでした
ドライレモンが飾ってあってさすがおしゃれ!


27.50chf (約2500円)

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そして最後はこの季節お勧めのムール貝

こんな紙が注文時に出てきましたが、こんなところに又面白さを感じてしまいます
以前は3時過ぎに来て、紅茶とミルフィーユを注文したらミルフィーユの絵が出てきて「私は寝かせて食べてね」とおしゃれに書いてありました


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この感じに絵を見ながらムール貝に期待が高まります


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熱々のムール貝
さめないようにガスコンロで常に温めます
その横にはポテトフライが添えてありますが、LIPPのそれは本当にカリカリで美味しいのです
ムールはミルク仕立てで、人参やセロリなど入っていてお味自身は出汁がとっても美味しかったのですが、残念ながら今回はこれもちょっと塩分多すぎで飲み物を2回も頼んでしまいました


ムール貝ポット入り500g / 31chf (約2800円)

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長女は写真をブログに載せると嫌がるので最近は載せていませんが、無事15歳になりました


夕ご飯は、ゴーヤチャンプルーともんじゃとオムレツとあるものだけで簡単にすませましたが、丸いケーキ(サンマルコ)は用意してお祝いしました


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